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文学フリマの感想、購入物など。
2012-05-12 Sat 16:57
遡・新刊表紙   第14回文学フリマ購入物



文学フリマお疲れ様でした!
疲れ過ぎて蘇生するまで約一週間かかった虚弱デブ、昏林です!!
今回も、本当に有意義な時間を過ごさせて頂きました。
で、恒例の購入物のリストをUPします。



まず、当日の文学フリマの感想ですが、何はともあれ「暑かった」です。
もう参加者の熱意で暑いとか、そんなんじゃなく、ごく一般的な意味で、五感的な意味で、暑かった。
開始当初は絶妙のエアコンディションやんけ、と油断していたのですが、
開始したら人が増えるのも当たり前、出展者のボルテージが上がるのも当たり前、
気づけばお気に入りの翡翠色のカットソーに尋常じゃなく脇汗がしみており、
はおって来たパーカーが脱げない。
パーカーが脱げないから、脇汗も止まらない。
独り静かに、地獄の悪循環に陥っておりました。
あんまりにも暑かったので、最終的にはトイレでカットソー脱いでタンクトップになってましたけど。
肩幅が有り過ぎて、我ながら【エイリアン】のリプリー思い出したけど。

泣いてない……泣いてないし……(ここで筋肉が膨張し肌着が弾け飛ぶ)

今回は、オフセット二回目の新刊でした。
【赤青号】です、まんまですね。
今回から、総合文化誌と名乗り始めた(つっても文学フリマ申込時は文藝同人誌・遡のままだった)当サークル。
初めてCDレビューや批評を掲載したのですが、それだけでガラッと客層が変わったのが面白かったですね。
勿論、表紙のティストが変化した、というのもあるのでしょうが、
以前は比較的『パッと見からして純文学好きそうな、酸いも甘いも知ってる面持ちの男性』が多かったのですが、
今回はハイセンスな若い人も手に取ってくれる機会が多かったように思います。
売上も大体1.5~2倍でした、帰りの段ボールが軽くてまぁ嬉しかった。

初めて文学フリマに参加したのは秋葉原時代でしたが、
あれから云年、当サークルも徐々に変化して参りました。
そりゃぁ、客層も変わっていきますよね。
離れていくお客さんもいますし、新しいお客さんもいます。
諸行無常。
そんなことを感じました。
脇汗と共に。



さて。
購入物。
私はあんまり「戦利品」という書き方が好きではないので、「購入物」ね。
まだ全部を隅々まで読んだワケではないですが、サラサラっと触れておきます。もにょもにょ。


【竹薮第四号】【ささやぶ】

【竹藪】、初参加のときからずーっと欠かさず買わせて頂いてます。
何故か今回は饅頭まで貰ってしまいました。
今回、本冊子?である文庫の方には私が好きな足達一秀さんは寄稿していなかったようですが、
一緒に入手したフリーペーパー【ささやぶ】の方にはちゃんと原稿が載っていらしたので嬉しかったです。
新刊には4作が収録されていましたが、個人的には渥美佑一さんの【ゴリラの家政婦と】が面白かったです。
何ででしょう、野坂昭如の【東京小説】を読み終わったときと似たような読後感を味わいました。
気持ちい~ぃ感じで、全然スッキリしねえし!というか……。
何これ、まるで喧嘩売ってるみたいな感想だし……そんなつもりは無いのです、でも、本当に面白かった。
そこら辺にウジャウジャ湧いてる汗がきらめくスポーツマンみたいな商業小説よりよっぽど。

フリーペーパー【ささやぶ】の方も、コピー本ではあるのですが、中身のクオリティが高い。
フォントが小さかったり字がミッシリしていたり、と一概に読み易いとは言い難いのですが、
何だかそれさえもデザインとしてカッコいい!と感動してしまったというか。
内容も読みごたえ満点でした。
次回文学フリマでも、是非とも発行してほしいです。



【福岡ポエトリー・リーディングテキスト2012】

6月に、当サークルに寄稿して下さった吉田群青さんが出張?参加される文学イベント、
『福岡ポエイチ』関連のブースが出店されており、そこで入手しました。
恥ずかしながら、私もたま~に、できごこ~ろ、で詩を書いており、
現★詩フォーラムで見知った方々の作品が色々掲載されていて、何だかビックリ。
不思議なもので、PCの画面で見るのと、実際に紙媒体になった作品を目にするのとでは、
全然佇まいが変わるんですね。
これだから、紙製本はやめられまへんわ!(ここでジーパンが張り裂ける)
夏野雨さんともお会いできて、文学フリマってスゲエエエ!ってなりました。
女の人と握手するの、すっごく緊張しました(何だ自分サイコーにキモイな)
6月のポエイチ、どうぞよろしくお願いします。



【文藝誌ほをずり】

ツィッターで知ったので、購入してみた。
こう書くと、本当に世の中は電波社会になったなぁと感心しますね。
つっても、ツィッターの自己紹介文に「文学」の文字があるだけで、文学フリマ関連者が
ぽつぽつフォローしてくるような時代ですから、フォロー返しは勿論、実際に買ったりなんてことも
然程しない性質なので、ホントーにたまたま、と言った感じです。
売り子の方の印象が良かった、というのが大きな理由だったりもしたので、
やはりね、お店の看板である売り子はね、大事ですよね。
私も、一刻もはやく痩せようと思いました。
内容に関しては、うーん、まだキッチリと読んでおりませんスイマセン。
何か琴線にビンビン来る作品があったら、おいおい書きます。



【ガラスの瞳】

作者の方が「東北、岩手方面を舞台にした小説です」と紹介して下さったので買ってみました。
自分が岩手までクッソ近い宮城県の端っこ出身なので、勝手にシンパシーを感じたのです。
「三陸海岸北部のとある地方都市で生まれ育ったナオミ。11歳の『彼』は、肉体的には男でありながらも、
女として育てられてきました。思春期の入口に差し掛かった『彼』の性意識は、
やがて近所に引っ越してきた少女・コトネとの出会いによって大きく揺れ動いていくことになります。」
という、概略の紙を貰った瞬間、ぶっちゃけ賭けだな……と、思いました。
でもそこで一読もしないうちから判断するのは、文章書きとして最もしてはならないことだと思い、
購入したワケです。
結果ですが、うーん、見事に賭けに負けてしまいました。
文章を書き慣れていらっしゃって羨ましいなぁ、とは思いましたし、
外部から見た自分の故郷はこんな風に映るのか、と面白みも感じましたが、
残念ながらそれ以上の感想は生まれず……。
閉鎖性に関しては美しい田舎とは背中合わせに付き纏うイメージであるし、
取り上げられている御世継ぎ問題に関しても、宮城内陸出身者の自分も自覚しているように、
少なからず深刻さを伴って残っていることであるから、そこがどう描かれているのか、
いたく興味があったのです、が。
東北の片田舎、御世継ぎ問題、思春期の意識の変化、よそからの転校生、親のエゴにより女として育てられた少年。
私の印象だけで話してしまえば、すんごい人気がある故に、プロアマ問わず様々な作家さん達が
手がけてきたテーマなワケで、そこをどういじるのか?同人誌でしか出会えない視点があるのではないか?と
期待を掛け過ぎてしまいました。
私も、今回の新刊冊子で偶然にも、
田舎、御世継ぎ問題、異邦人として現れるヒロイン、親に縛られる子供達、という
似通ったテーマで小説を上げており、ああ、自分の小説も見る人が見たら同じように
どっかでみたなぁ、期待し過ぎたかなぁ、と感じられてしまうのだろうか、と思ったりもしました。
作者の高森純一郎さんは、当サークルの冊子を購入なさったのかどうか定かではないのですが、
もし読んで下さっていたら、高森さんは反対に何を感じられたのか気になるところです。



【揚げ物】

ツィッターで「この人、面白いこと言うなー」と密かにファンだった
ひねもすのたりさんと、有理化さんが寄稿されているとのことで購入。
装丁も可愛らしく、気分が明るくなります。
この本自体がスナック菓子というか、サクッと軽い歯ごたえの、美味しいものでした。
勿論、揚げてしまえば何でも良いワケじゃないし、素材が良くて初めて成立する美味しさです。



【鬼畜!ヤリマン道場外伝】

タイトルだけで非モテちょいデブ主婦(たまに自分にマンコついてんの忘れる)の自分は腰が抜けそうです。
でも、本篇がとっても面白かったので、我慢できずに買ってしまいました。
作者の龍堂薫子さん(売り子なさってた方?)も、ただならぬオーラを放っていらっしゃって、
「ヨヤクシテイタクラバヤシデスー」みたいな、あうあうあーな状態で買わせて頂きました。
ペーパーも貰えて、いやはや満足です!それにデザインもイチイチ可愛いらしくってツボです!!
外でおっぴろげて読めないので、家族が寝静まった夜中に、コソコソ読んだりしています。
今のところ、全然淫夢を見る気配は無いです。
私の色気が、まだまだ未熟ってことっすね。



【季刊26時vol.04:00】

前回から?あれ、前々回からだっけ?あれ?とにかく、買わせて頂いてます、このサークル。
佐々木青さんは、ツィッターでもたまにやりとりさせて頂いていますが、
わざわざウチのようなサークルの新刊を買って頂いて、まぁありがたかったです。
今回、こちらの新刊では、リーディング・ミュージックなるものに挑戦なさったそうで。
新刊も、右からも左からも開けるようになっていました。
私は残念ながら左耳の聴力が結構シャレにならないレベルでガラクタと化しているので、
視聴は遠慮させて貰いましたが、コレは眺めているだけでも面白いですね。
自分はピアノを結構長いことやっていたので、一応楽譜を読んだりは出来るのですが、
楽譜に日本語が設置されている状況、というのは初めてだったので、
新鮮さを感じました。
ああ、こういうやり方もあるんだなーと。
コロンブスの卵?みたいな。
設置された言葉達がそれぞれ会話をしているようにも見えて、
新国誠一のコンクリート・ポエトリーを思い出しました。

あ、余談かもしれませんが、佐々木青さんの詩が載ってる雑誌、読みましたよー。



【立命館大学メディア芸術研究会機関誌ZINLOSS vol.11】

【ぶたい評02】

上記は、私がどうこうというよりも、主宰が買ってたものです。
批評難しい!すっっっごく難しい!!!!!!!
でも頑張って読む。
個人的には画伯さんの『クソゲーの持つゲーム業界崩壊の危険性とその解釈』をネチネチ読み込もうと思っております。




【阿部敏彦個人詩集二十生まれた街を歩いてみる】

さて、毎回お決まりの一方的なラブコールの時間です。
どうも、私は阿部敏彦さんのファンです、めっちゃファンです。
阿部さん自体は、私のようなミーハーな女は好かんかと思われますが、そんなの関係ないですね、通うよね。
今回は諸事情により無料で入手させて頂いたのですが、コレを!何故に!無料!で!売りなさる!!!!!
私もね、そっこらへんのミジンコよりは詩を読んできたつもりですが、
今作は読み終えるまで我慢できなかったですよね。
何がって涙がね。
いや、別に誰が死んだ!とか、ごんぎつね!とか、帰って来たナチ!とか、
そんな直接的な落涙ネタなんて載ってないですよ?
でも、私は阿部さんの詩を読む度に、「涙って悲しくなくてもこぼれるものだったよねそーいや」と
気づかされる思いですよ。
何だかお忙しいですし、色々大変そうなので、無理はなさらないでほしいのですが、
私は文学フリマを阿部さんの作品に出会うために徘徊していると言っても過言ではないのです。
どんな感じなのか気になった人は、実際に読むしかないので読んで見たら良いと思います。
詩、なので、下手にワサワサ引用しちゃうと、勿体ない気がするし。
これでウチの本棚には、講談社学芸文庫と一緒に阿部さんの詩集が20冊並ぶこととなりました……。

どぅふふふふふふ……。




と。
こんな感じで取り急ぎ、文学フリマの感想などをUP致しました。
批評関連冊子の方は、もう少し頑張ってから、時間あるときにでも追記できたら、と思います。
オツムがヌクい私をお許し下さい。

何だか、褒めているばかりじゃない感想ですいません。
決して悪気はないのです。

ではでは、またの機会にお会いしましょう。

※遡の感想も募集しておりますよ!HPのメールフォームからお送り頂くか、ブログのコメント欄にてお待ちしてます!



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この記事のコメント:
『ガラスの瞳』の著者です。ご購入頂いた拙作についてご感想を記してくださり、恐縮です。

ご指摘のように、当該作は物語の根底にある主題をオーソドックスに扱いすぎているかもしれません。著者として、「放っておくと、人間の思考回路は硬直化する」という現実を思い知らされているところです。

ところで、一つお詫び&お尋ねしたいことがあります。実は私、先日の文学フリマで(素敵なイラストカードを頂いたにもかかわらず)貴サークルの新刊冊子を買い忘れてしまいました。拙作への感想を頂いたせめてもの返礼として、貴サークル誌の感想をこちらのブログにアップロードしたいと考えているのですが、貴サークルの新刊は記事内のリンク先にあるウェブサイトで購入可能でしょうか?(見たところ、リンク先のサークル・サイトは長らく更新されていないようですが…)
2012-05-14 Mon 11:53 | URL | 高森純一郎 #Ma54l7SQ[ 内容変更]
Re: タイトルなし
高森様

ご丁寧にコメント下さりありがとうございます。
初めまして主宰の伊田と申します。

新刊冊子の件ですが、メールにてご返信致しました。
よろしくお願いいたします。
2012-05-14 Mon 18:08 | URL | 主宰 #-[ 内容変更]
若い人はコピーしたデータであれば無料って思ってる節あるからね
久方振りの阿部でございます。
毎度お褒めの言葉、恐縮です。
女泣かせだなー、我ながら。

そちらの新刊、見せていただきました。
総合誌は間口が広いようで、読者によっては読まないページが増えるので、英断されたなあという印象です。一貫した強い装丁デザインがブランド力を担保してるんでしょうねえ。

そうそう、昏林さんの小説で1個質問です。
『手の温度を・・・』の理由は判るんですが、原因は何だったんですかね。少なくとも店を引き継ぐ前、どの時点だったのか。
ところで群青さんの短歌は凄くザワザワきました。

じゃまた。
2012-05-25 Fri 01:39 | URL | 阿部敏彦 #-[ 内容変更]
Re: 若い人はコピーしたデータであれば無料って思ってる節あるからね
御久し振りです阿部さん!こちらこそ御無沙汰しております。
毎度毎度、まるで阿部さんのコメントをせびるかの如くブログに好き勝手に書き散らしてしまい、
申し訳なくなっております。
いや、書くけども。
それでも、私は阿部さんの作品に関して、こうしてコツコツとブログに感想をしたためますけども。



そうそう、今回から文藝に限らず、文化を発信する場としての「遡」となりました。
おかげさまで、今までと違った客層が訪れてくれるようにはなったのですが、
中には「えっそんなに手を広げるとかいつの間にそんな八方美人に」みたいに感じられる方も
少なからずいらっしゃるようです。
掲載している詩や小説の内容が、ファストフード&ライトな大衆向けへと変化したワケではないのですけれども。もにょもにょ。



あ、阿部さんからの質問で、

『手の温度を・・・』の理由は判るんですが、原因は何だったんですかね。少なくとも店を引き継ぐ前、どの時点だったのか。

というのがあったのですが、えーと、それはグァンが自分の手の温度を自在に変えられるようになった理由が解らない、ということでしょうか?
個人的には、最早それは超能力的なもので、産まれながらに備わった彼の才能であり、
そういった超人的な能力を秘めつつも、愚直に運命のなすがままに生きていく彼の姿を
描ければなーと思ったのですが……。
うーん、もしかして、見当違いな答えをしてますかね、私。
すいません、読解力が乏しくて(泣)


群青さんの短歌、ステキですよね!
本人様にも、伝えておきます。きっと喜ばれることと思います。
コメントありがとうございました(^^)
2012-05-27 Sun 22:17 | URL | 昏林 #-[ 内容変更]
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